気が付くと八月もそろそろ終わり。会期が今週末までだった、「玉田多紀展 呼吸するダンボール」を、見てきました。グロテスクでも、愛嬌のある怪獣たち。あ、ハシビロコウもいましたね。蜘蛛がいっぱいぶら下がってる「鬼滅の刃」のシーンみたいな部屋もありました。
巨大な作品が多い中、写真のぶらさがってるナマズみたいなお魚(?)は大きさも手ごろなので、買って帰りたい気がしました。
素材がダンボールだから、湿気の多い山里では、長持ちしないでしょうね。今日の出会いは、楽しかったので、それだけで十分満足でした。なんとなく元気が出ました。
野外作品もありましたが、この夏は大雨だったので、かわいそうな状態になってました。
野外の常設作品 土屋公雄作「隠されたピラミッド」の上に咲いていた野の百合がひどくきれいに見えました。
「美意延年」美しいものを見ると寿命が伸びる、といわれます。じっさい「美しい!」と感動すると脳内に快楽物質が出て、免疫系やらなんやらを活性化して健康に良い効果があるんですってね。
価値観が多様化する昨今です。真理なんて明日にはひっくり返るし、善かれと思ってしたことは裏目に出るのがこの世の常識。ただ、美、だけが感覚の喜びの上に、そういうおまけまでついてくる。ありがたいな~。