やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

俳画 山ぶどう

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昨秋の俳画ですが

写真の整理してみつけてしまいました。

絵はさておき、句の

 

夕明かり̪翅脈つぶさに残る虫  おるか

 

季語が「残る虫」で「つぶさに」とは 切れているつもりなんですが、一行に書くと、どうしても「つぶさに残る」と続いているものとして読んでしまいますね

「つぶさや」と切れ字をいれると、いやに大時代な感じですし。

去りながら、つぶさに残る と読むと、虫が死んじゃっていて、翅脈だけがはっきり残っているみたいです。残る虫は、まだ生きていて,さすがに やつれて若くみずみずしい時より,翅の脈がめだつ、ってかんじなんですけど

ともあれ大した句ではありません。

山ぶどうが宝石のようにきれいだったので、描いてみたくなっただけでした。