やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

夕涼み

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 日が傾きだす頃、蜩が鳴き始めます。もう八月。俳句歳時記によれば、すでに晩夏なんですね。
ベランダの夕顔の開くのを待ちながら、しばし夕涼みです。
ガラスの一輪挿しに冷酒を入れて。
ワイン用のストッパーがぴったりはいるので便利です。

 吹きガラスの一輪挿しは、たまたま先日加賀棒茶製茶場に伺った時、ギャラリーの作品展で見つけました。重さのバランスがいい感じです。加賀の橋立海岸に工房をかまえていらっしゃる秋友勝尊さんの作品です。ホームページもありますね。http://glassakitomo.blog92.fc2.com/
加賀は本当に工芸家の多いところです。

風知草をふるわせて日暮れの風が家の中を通っていきます。「日暮れは秋となに思いけん」。

 山姥の花夕顔に思ひ差し  おるか

思い差しとは、すきな相手に盃を差し上げることです。

枝豆豆腐の焼きしめ平鉢は箕輪昌作さんの若いときの作品。こちらはホームページ見当たらなかったです。