やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

山芍薬

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わが狭庭の白い花の季節のエトワール、山芍薬が咲きました。

白玉のような莟のときもかわいいけど、おずおずと壊れそうな冷たい花弁を広げる様が痛々しいくらいです。
「咲く」は「割く」に通じると言うことが、よくわかります。本当に、身を割くかんじで咲いている。そそるな~。

植えっ放しで、ろくに世話もしないのに、毎年咲いてくれてうれしい。

稚児百合もだんだん増えてきていますけど、これって、植えたんだったかしら。
山里に住んで山野草を育てると、その辺が紛らわしくて。
毎年咲いてくれるとも限らないので、どこに植えたか忘れたりしているし。

白根葵は山奥で見つけた小さな苗がびっくりするほどきれいな花を咲かせてくれたので、すっかり好きになって、園芸店から買いもしてふやしたので、今はどちらの子孫が増えてくれたんだかわからなくなってしまったし。

ともあれ、自生にしろ買ったものにしろ、花が咲いてくれるのって、何でこんなにうれしいのでしょうね。