やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

一月の俳画

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 加賀棒茶製茶場の店舗の片隅に、毎月、季節の俳画を飾っていただいています。
 しかし、長いことやっていると「去年も今頃この題材で描いたんじゃなかったけ?」と不安になることがあります。そこで、備忘録としてここに俳画をアップすることにしたんです。が、なんと!それを忘れてしまう!
 今年こそ忘れず毎月俳画をアップしようという、情けない新年の目標です。

 絵は慈姑です。雪国の雲間の空の色にも似た複雑微妙なブルー。面白い形。慈姑大好きです。描くのも、モチロン食べるのも。
 句は

 初明り家の奥まで川音満ち  おるか

いかにも素人っぽい句ですね。家の前の川はそんなに大きな川ではありませんが、冬は水量も増え、静かな明け方には川音が小さな家中に響いています。