やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

雨に負けない花

イメージ 1

イメージ 2

今日も冷たい雨が降って、気持もなんとなくうなだれてしまいます。
うすら淋しい悲しいものばかりが頭の上に降ってくるようで。

それでも、小さな花が雨の中でけなげに蕾を擡げています。
一年かけてやっと用意した蕾なのに、開いた時が雨だなんて、運が悪いなと人間は思います。けれど、花はただひたすらにそこに咲く。水芭蕉は白く、シラネアオイは紫に、「なにごとの不思議なけれど」。
もの言わぬ花に慰められます。