やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

五月の俳画 山芍薬

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芍薬の花びらは薄い。
一日で散ってしまうのに、雨の日に咲くなんて、ばかだなぁ。

 一滴の葉さきにのこる緑雨かな  おるか

庭の山芍薬、弱い花ですが、それでも毎年咲いてくれます。桜が逝って、その後のオガタマやリキュウバイ、白山吹など白い花の季節がきて、そしてシランやシラネアオイなど紫系の花になって夏になっていく、という色彩計画があったのですが、植物は年によって早く咲いたり咲かなかったり、けっきょくまとまりのない庭になっただけでした。
でも植物は美しい。どんなに眺めても、飽きませんね。