やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

蔦紅葉

窓の外の蔦紅葉に驚いて、もう十一月だったなと、自分のうかつさに又驚く。

このところ日当たりの良い窓に寄って、ミステリーを読み漁っています。理由は「毎月980円で読み放題」という、あのサービスを利用し始めたからです。案の定、私の本当に読みたい本はほとんど含まれていませんでしたが、せめて元を取ってやろうと、意地汚く午前中、脳と体のあったまるまで日向ぼっこしながら、ぺーじをめくる…もとい、画面をスライドしています。

それで蔦の葉の色づくのにも気づかなったんです。浅はかに、秋を見過ごしてしまった。

 仕事柄、単純作業が延々と続くときなどはオーディブルでホームズやクリスティーなど古典をききます。カンバーバッチさんのイギリス英語が素敵。

 今まであまり読んでこなかったけれどミステリーってこんなに書かれているんですね。

それにしても、現実の殺人事件のニュースは、あまり見たくないのに、なぜミステリーを読み続けられるのでしょう。

よく、小説は結局はボーイ ミーツ ガール(その他の組み合わせも含む)だ、とか言います。人が人と出会うのが小説なら、人が死と出会うのがミステリーなのかも。

  そしてみんないなくなったと蔦紅葉  おるか