やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

いただいた句集「とちの木」

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神戸から届いた白い俳句誌「とちの木」

21ページの小さな誌面に俳句作品、作品鑑賞、エッセー、師大井雅人の添削を見るなど盛り沢山なないようである。

 せりせりと秋の蝶とは忙しき  平岡千枝

 国生みの島もちの木は花こぼし  川崎雅子

 女郎花かたまりてゐて離れをり  西塚洋子


句風も様々だが、読後感はさらりとかろやかで、肩肘張った所のない大人の俳誌という印象だった。