このところ雪になったり冬みたいな日々が続いていましたが、それでも植物はちゃんと花の準備を営んでいるんですね。
ことしもまた庭に一輪草が咲き始めました。
ハクサンイチゲがご本名なのかな。
普通は白い可憐な花なんですが、わが庭の花は皆どこか悪魔的(?)な紫色です。茎も濃い赤紫。
写真の右上に蕾が映っていますが、実際は開いた花もそんな色です。光が当たって白っぽく映っていますけど。
これも毎年書いていますが、リルケの短編の死の花を思わせます。
少しづつ増えてきているみたいでうれしい。
小さな春のことぶれです。