やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

天狗さまが!

この山並みのどこかに…。

家の裏の柿の木が、熊にすっかり食べられて、折られた枝が熊棚になっている、と前に、こちらにかきました。

そんな話をお隣のお父さんとしていたら、「山奥で天狗の棚(?)をみつけたことあるよ」とさらっとお話になられました。

 驚いてお尋ねしましたら、林道の奥、車の通れない細道になっった、その先に大きな松の木があって、見るとなにか、棚みたいなものがある。なんだろうと思って木に登ってみたら、枝をうまく敷き詰めて、大人が横になれるようなスペースが作ってあったそうです。

子供とか、山歩きの人とかが、行けるような場所ではないので、「天狗さんかな」と思っていらしたとか。

やっぱり、天狗礫は本当に天狗さんが投げてらしたのね。あたると不吉なんですって。気を付けよう。

鵺が鳴き、龍の潜む淵があり、そしてその龍が旅の僧に封じられたお地蔵様の岩があり、いまなお松の木の上に天狗様がお休みどころを作っていらっしゃる。

ここって日本昔話の里だったんですねー。いや、おどろいたな。でもなんか面白い。