やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

冬の光

 

 白山は新雪に輝き、そこここの山並みもパウダーシュガーで飾ったようにパラパラ白い。雪催いの雲の間から、不意に光が降ってくる。

ことさらくっきり影を置く冬の光。

何故か、ルイス・キャロルの「人生は夢以外のなんだろう?」ということばをおもいだします。

 冬木の芽こぞれる夢に音なき日。

 

わたしは、いつもかなり突飛な夢を見ますが音がないと非現実感が増しますね。

そこで、目覚めたら、植物はちゃくちゃくと冬芽をそろえている。たじたじとします。