風邪をひいた日の楽しみ、それは、ホット・ワインと漫読ですね。
ブランデーがあれば使いますが、ワインの残りには、事欠きませんので。
子供のころからインフルエンザでもない普通の風の時は、母が、ポートワインとか、それがないときはウィスキーにお砂糖を入れたのとかを熱くしてくれたものでした。風邪はしょっちゅうかかりましたので、あまり、お薬を飲み続けることも避けたい、と考えたのかもしれませんね。
おかげさまで、すっかり味をしめてしまって今日に至るわけです。
今日の本はユルギス・バルトルシャイティスの「異形の中世」写真集「Les animaux de Paris」などなど、ヨーロッパ中世の教会の、タンパンや柱頭、写本などを飾る(?)異形の者たち関連の本です。夢見が悪そう?どうせ風邪の時はそんなに楽しくさわやかな夢も見ませんでしょう?怪物たちも、けっこうグロかわいいですよ。”怪物の居る器”でもつくってみようかな。まぁ売れないでしょうね。
器はいつも使ってる染付カフェ・オ・レ・ボウルと輪花(ふちにひらひら花弁のような切込みを入れたもの)の7寸皿です。
奥の革製の小箱には、キャラメルがはいっています。
早く暖かくなってくれないかな。ろくろ場へ行くと、必ず風邪ひくの、どうしてかな。答えはわかってますけどね、寒いんです。粘土が冷え切っていて氷つきそうなんです。は~タメイキ。