やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

ヴァン・ショーで休憩

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目が覚めたら、なんだか喉が痛い。風邪かな?

たいしたことないけど、作業場はけっこう冷えるし、来週は予定がいっぱいだし、大事を取って、ヴァン・ショーで休憩いたしましょう。

呑み残しの赤ワインにシナモン、クローヴ、ナツメグなどありあわせのスパイスを入れて、オレンジと林檎もついでに入れて小鍋でゆっくり温めて。
お砂糖もいっぱい入れて。

ヴァン・ショーは寒くなると飲みたくなりますね。
子供のころ、風邪をひくと、母が、ポートワインのお湯割りを飲ませてくれたものでした。ポートワインがない時はウィスキーお湯割りにお砂糖をいれて。それが、風邪を引いたときの、ひそかな愉しみだったんです。

あのとっても甘いポートワインって、今でも売っているのかしら。

子供のころと今と、同じようなことをしているけれど、やっぱり、まったく違う。朝焼けと夕焼けのように。
同じ景色が、行きがけと、帰り道ではちがうように。ainsi va la vie.


新しく作ってみた赤絵唐草のカフェ・オ・レ・ボウル、掌に包んでフーフーしながら飲むのがなんだかうれしい。

楕円形のお皿は人参模様です。染付馬上盃は、リコッタ・チーズにトリュフちょっぴり。

温まったところで、さてもう一仕事しますか。


手に包む頬山々の薄紅葉  おるか