大晦日、窯を焚きながら、掃除をしています。花を活け替えて、枯れた花を捨てようとしたら、捨てられない。美しすぎて。
凋落とは、かくも、あえか。命を終えるとは、どんな小さなものでも厳かですね。
2020年は、未来のいつの日か、エポック・メイキングな年であったと記されることでしょう。
奢れる人類の試された年として。
全ては滅びる。地球の歴史も今がちょうど真ん中ごろ。あとは後半にはいります。人類もこうして、凋落へと向かうのでしょう。
この美しい星の盛りの時節に生まれ合わせることができて幸運でした。
来年は、地球環境のために運転を控えよう。そして他の生き物、特に猫、のためになにかしたい。
寒波が来ているそうですが、雲間から時折シャンパン・ゴールドの光が降ってきます。
私もこんな光の中で,花が枯れるように静かに往けたらいいな、と思いました。最終目標ですね。