冬の日がテーブルに影を置く。きょうは、冬至。
南瓜と柚子の日。幸いどちらも、地元、正確にはお隣の畑で収穫されたものをいただいているので、気持ちも暖かくゆっくり楽しめそうです。
冬至の日は、弱った太陽が回復して行くしるしの光。古代遺跡には冬至の光のさす場所が神聖なものとしてまつられているものがたくさんあります。ストーンヘンジでは、毎年冬至の朝日を見ようと人が集まるので今年は実況中継で見てくださいとお願いされているようです。
インカやアステカでは冬至の光は悪霊を払うとされていますからウィールスくらい払ってくれるかもしれませんね。中南米は六月だけど。
クリスマスもキリスト教の布教に際して、もっと古くからあった冬至祭を上書きする形でのみこんだのでしょう。常緑樹やヤドリギをかざるなどいかにも冬至祭っぽいですよね。太陽が生まれ変わるように、キリストも復活する→納得できます。
さて今夜は柚子たっぷりの柚子湯がたのしめそうです。
金星と月を左右に柚子湯かな おるか
ヴィーナス気分。