やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

四月の俳画

イメージ 1

イメージ 2

絵付け室の窓の前。
辛夷が満開です。雨が降っているのに、次々開かずに入られない辛夷の命。
冬の間、しっかりと抱かれていた莟の、かたい覆いを破って、引き裂かれるように
咲きこぼれる純白の花。
傷みやすい花。

命は美しいけれどどこかむごい。


 やすやすと指の棘ぬく木の芽冷え  おるか