先回は、魯山人寓居跡からはじめて山代の名旅館あらや売店までぶらぶらしました。
今日は、そこを出て、石畳の小坂をたどり、わが師須田菁華の工房へとむかいます。坂の途中に、石仏?
右手に女生水(おんなしょうず)という湧水があります。
左側にとても奥床しい小さな器のお店「うつわ蔵」があります。焼き物だけでなく山中塗りなど漆器も置いてあります。店内も落ち着いた雰囲気。アプローチの紅葉もそろそろ色付いたことでしょう。
須田菁華邸もすごそこです。入り口の魯山人の篆刻の額がかっこいい。
ところが私ったら、うっかりもので、写真を撮るのをすっかり忘れていました。替りというのもなんですが11月13日からの「初代須田菁華展」のお知らせを載せておきます。加賀市九谷焼美術館で来年2月まで開催です。もう一つの小冊子は「ふかむらさき」という九谷焼美術館友の会の会報です。次の号に「菁華窯の思い出」という拙文が載りますので、美術館におでかけのときには御笑覧くださいませね。
つぎは窯跡展示館に行こうか、そのまえに、須田菁華工房の前の坂を下って、おしゃれな骨董店「適安竹盧」までいこうかな。