やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

ふむふむ

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 私はミケ。現代美術鑑賞中である。
この家ではほとんどの絵は壁に立てかけてある。わたしの食事係のおるかはそれをグッゲンハイム・スタイルと呼んでいる。

 そういうとなんだかいわくありげであるが、実は、わたしに壁で爪を研がせないための姑息な手段なのである。
 画家が心血を注いだ作品を猫避けに使うとは純粋美術に対する冒涜ではないかという気がしないでもない。

 まぁ、純粋○○とかナントカという考え方は排他的過ぎて嫌いだけどね。
純粋だの無垢だのという概念はそれをどう考えるかによる。だいたい机上にしか存在しないことが多い。
きれいはきたない、きたないはきれい。シェークスピアじゃないが、全身を舐め舐めしながら、しみじみそう思うのである。