それにしても和紙の美しさは神々しいばかり。とても洗練された灯り用の和紙などもあって簡単に色々作れそうです。これまではイサム・ノグチの灯りなど、ネットでチェックしていましたが自分で作ろうと心に決めました。
さて、必用なもの、画仙紙や水彩画用お手紙用などをあちこち見てまわって卯立の工芸館によりました。江戸時代の紙漉きの家を移築したそうです。梁の太さなど豪雪地帯ならではの豪壮な建物です。紙漉きの行程を見学してふと広間を見ると床に無造作に置かれた巨大な和紙の色々。自然な風合いのものから、エミリー・ウングワレーの作品を思わせる自由な色使いのものまでさまざまです。大胆に透ける黒竜という作品はすでに売約済み。すべて伝統工芸師玉村久さんの作品です。小さめサイズの色合いの優しい一枚を買ってしまいました。うれしい。
