炊きこみ御飯はさまざまある中、春の筍御飯と秋の松茸御飯は両雄ってとこですね。どちらも大好き。
ところがこのところ、このあたりでは筍は猪に食べられてしまってなかなか手に入らなくなってしまいました。猪はなかなか美食家のようです。トリュフを掘る豚さんと親戚筋の猪さんです。その鼻には人間は太刀打ちできるものではありません。
と、いうわけでこの筍は京都は宇治の料亭八百忠さんが送ってくださった、とても育ちの良い朝掘り筍です。
さっそく筍御飯にしました。
山椒は庭にあるので今朝開いたばかりのツヤツヤの新芽をたっぷりかけます。てのひらでパンっとしなくてもいいくらい香ります。さっそく食べようと思ったら、あ、他のおかず作るの忘れてた。まぁいいかお茶でも淹れていただきましょう。
宇治山の雨の筍童子かな おるか