七月、文月
立夏も過ぎて2日は半夏生。
片白草とも呼ばれる半夏の半分白い葉は涼し気です。毒草なんですってね。まぁ食べてみようという気にはなりそうもない葉っぱだから、心配することもないでしょうけど。
魚屋さんに入ったら「二日は半夏生。半夏生には蛸、蛸、蛸~!」とよばっていました。
主に関西の習慣らしいけれど由来を調べようと思って蒸し蛸買いました。
ネットでは、大したヒットはありませんでした。土用の丑のウナギのような、なるほど由来も、古式ゆかしい神ながらの言い伝えのあるわけでもない。蛸好きな関西人の食習慣から生まれたもののよう。
七月一日は氷室の日で氷室饅頭が怖い。そして、半夏生の蛸。
梅雨から夏の本格的な暑さに向かって元気を出そうという、昔ながらの知恵なんでしょうね。