不意に秋めいてきました。
秋、落葉とその下のキノコの季節。
秋ってやっぱり好き。
そんなわけで今日はトリュフのガレットです。
とはいっても、瓶詰のトリュフですけどね。
封筒のようにキッチリ包み焼にして、ナイフをいれた一瞬立ち昇る北イタリアの山の香りをすいこみます。
トリュフと卵は相性が良いと言いますが、地元山代温泉の温泉卵を使ってみましたら、温泉卵のねっとりした食感がまたいいの!
トリュフと温泉卵って、ものすごくいけます。
ワインは、いやヴィーノは、テロワールをあわせてピエモンテの赤。エノテカのオーナーのおすすめ通りややきつめに冷やしていただきました。
真っ黒なワインのラベルに浮かぶ白い斜線は、葡萄畑の傾斜の角度なんですって。
ずいぶん急斜面だな~、なんて考えるもの風景が見えてくるようで楽しいですね。
雨音の翼に乗りし夕花野 おるか
想像力の翼があれば、ピエモンテの秋草の咲き乱れる野原まで、ひとっ飛びに行ける。