やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

12月の俳画

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早いもので、もう、師走。
午前中に慌てて俳画を描いて、加賀棒茶製茶場まで持って行きました。
句は

  樋走る小鳥の音も冬日暮  おるか

 毎日午後になると、四十雀ヤマガラや小鳥が群れになってやってきます。ベランダに撒いた餌をつついてみたり枝から枝へ飛び回ったり賑やかです。なかには雨樋に入るのもいてカサカサとそれは小さな乾いた音を立てて動き回ります。小さな鳥の小さな命の音だなぁとかわいくなります。

 染付の手焙りを作ってみたいなと思っているんですが、いまだ果たせず。せめて絵の中でだけでもと火を埋めてみました。

 加賀棒茶ギャラリーでは岐阜県にお住まいの木工家西村さんの個展をしていました。
様々な種類の木の持ち味を生かした小さな蓋物はとても可愛く、茶筅立てなどは実に粋でみんな欲しくなりました。 

 実は以前にもあまりのカワイさに小さな蓋物を買っています。もう二年くらいになるでしょうか、その間、朝な夕なにながめているんですがいまだ「これだっ!」って言う使い方が見つけられていないんです。ピル・ケースにすると、プラスチックのものより、お薬を飲むのも気持が和むかなと思いますが、私は薬飲んでないしねー。
今回はお菓子用の楊枝ナイフを買いました。軽くて使いやすいです。