うららかな秋の日になりました。
加賀市動橋町丸八製茶場ギャラリーでの個展、はじまりました。
最後までバタバタしていましたけど。
毎回、器に俳画も添えて居るんですが、今回は俳句ができず、絵だけ描いて、句は会場で考えて午後になってやっと書き足すことが出来ました。
会場に来てくださった皆様は、俳画だけを誉めてお帰りになります。うぐぐ。
句は雨だったこのあいだの十五夜の、雨月の句から、立待、居待ち、寝待、そして後の月とつづきます。
鯉一尾金色浮御堂雨月
台風の中、琵琶湖畔まで出かけたわけではありませんが、雨の浮御堂に金色の鯉が寄るのをみたことがあったので。
立待の裏箔落ちし来迎図
裏箔とは、仏画などで、底光りするような効果を出すために裏側に金箔をほどこしたものです。色褪せた来迎図を山奥のお寺でみたことがあったので。
「落ちし」ではなくて「褪せし」くらいにするんだったかな。