やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

諸戸庭園の花菖蒲

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桑名の諸戸庭園の花菖蒲を見てきました。ポツリポツリと降りみふらずみなお天気が花菖蒲にはよく似合います。
長良川の河口にほどちかくに位置した邸宅の商家風の佇まいはこのもしい。すぐ前の赤レンガの堀に向うと海の気配が感じられました。大河Ⅱ面した交通の要所に明治の豪商の築いた庭園です。茶室の他に玉突場などもあって、時代を感じさせます。
ただ私のような廃墟・廃園好みなものにとっては、凝った石組みが、ちょっと立派過ぎて多少辟易。
その後古い町並みの由緒ある商家の広間で句会。京都の町屋のような奥行きの長いお家でした。お蔵も並んで、其処ココに立てた職人さんの遊び心があっていいなとおもいました。が、その地域もご多分に漏れず再開発のはなしがあるのだそう。日本中どこも同じような”再開発”の町並みばかりになってゆくのはあじけないですね。

 おとろふにあとさきのあり花菖蒲  おるか