ドロドロ状態を乾かしている所です。磁器になる陶石が採れるところはそう多くありません。
この陶石は、ほどちかい花坂というところで採掘されています。
実は、つい最近、この陶石を粘土として使える状態にしてくれる配土工場が廃業してしまいました。昔ながらのやり方を守っていらっしゃったところで、私はもっぱら其処の粘土を使っていたのです。ショックでした。
新しい粘土屋さんの粘土を試して見なければなりません。
好みのタイプの粘土をさがして、なければ調合することになります。
粘土が違えば轆轤や成形がなんとなく感じが違います。それはそのうち慣れるとしても、収縮率が違うと釉薬をそれにあわせなければなりません。釉薬が変わったらこんどは絵の具を調整し直さなければなりません。というわけで基本の粘土が変わると全部影響があるわけです。
ここしばらくはテスト・ピースつくりに追われそうです。
