やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

上絵の窯は出したけど

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上絵を出して、チェックしたものの、外は大雪。

 市内のギャラリー等へ、持って行きたかったけれど、不要不急の外出は控えるようにとのお達しなので、家にこもっています。

虎の子の四方豆皿、御覧の通り一匹一匹、もとい、一枚一枚違います。描くのが楽しくてつい遊んでしまいます。

奥のほうの飯碗、紅梅は新春っぽいかも。鶴のそば猪口も、同じサイズの染付遊亀そば猪口と取り合わせて、鶴亀鶴亀。

今年も押し詰まってきましたが、上絵のあがりは、マーマーだったのでなんとなし嬉しく追われそうな気がしてきました。

早く道路の雪が解けて、速やかに発送出来たらいいのですけど。

大雪の日はとても静かです。川音さえも、息をひそめているかのよう。

でも寒い。南の国に引っ越したくなります。

 

 猫抱いて暖取るポーの妻のごと  おるか

 

 ポーはもちろんエドガー・アラン・ポー。けなげな幼な妻ヴァージニアの病身を横たえたベッドには二匹の猫が、「役割を知り顔に」侍っていたそうです。

私には今は猫もいないけど。でも、猫の思い出だけでもけっこう暖かいものです。