そもそも何を描いたか忘れないように始めた俳画のアップでしたが、
それをするのを忘れていました。トホホ。
茗荷は夏の季語かもしれませんが、まだ取れてます。
面白い形といい、食べると物忘れするという逸話といい、なかなか味のある存在ですね。
繊細な筋の入った淡いモーヴ色は、とてもきれい。それに漬けてもこれ以上物忘れしないよう、茗荷の食べすぎには注意することにしましょう。
句が読みにくいですね。墨がうすくてスミませ~ん。寒っ!
ほの紅き瞼の山や鳥渡る おるか
茗荷とは直接関係ありませんが、泣いていたのか、こすって赤くなっちゃったような、すこし腫れぼったいような瞼の膨らみと、茗荷の膨らみはちょっと似ているかもしれませんね。
『鳥渡る」は私の住んでいる加賀市では実感のある季語です。シベリアから渡ってくる雁や鴨など、渡り鳥の群れが良く見かけられます。空を見上げていると私も旅に出たくなります。