やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

竹割り祭り

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 冷たい雨のなか、市内の菅生石部神社で竹割り祭りがありました。
白装束の男達が竹をぶち割り、大蛇にみたてた縄を川へ投げ込む、あらっぽい祭りです。
 割れた竹の破片が飛び散るので、今日の加賀市内では頬の辺りに傷のある人をあちこちで見かけます。

 祭りの終わる時刻をみはからって神社に行ってきました。
祭りは終わった後が趣きふかく、山車は去ってゆく後姿こそうつくしい。

と、いうわけで青竹の散乱する境内です。普段は鎖されている扉が全て開け放たれてすがすがしい。

 外陣に置かれた二つの石。これに竹をぶつけて割るのです。
かわいそうな石。もうすこし狛犬みたいな形だったような記憶があるけれど、磨り減ってしまったのかな。
祭りに使われた竹は縁起物で、ことに歯痛に効くそうです。