やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

今日は七草

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 今日は七草粥の日。暖かだったので、ひょっとして芹、薺くらい生えてないかしらと思って裏庭を捜してみました。芹っぽい芽はあったのですが、昨年、毒芹も生えていた辺りだったので、大事をとって摘み草はやめました。冷蔵庫の中のスズナスズシロがメインということで。

 俎板を叩きながら歌います。言霊というものを信じていますのでね。「七草なずな唐土の鳥が、渡らぬさきに~♪」って、鳥インフルエンザ防止の歌みたいですね。
歌でヴィールスを撃退なんて前代未聞。でもヴィールスみたいな微細極まりないものには、案外音波のヴァイブレーションがなんらかの作用をしないともかぎりませんもんね。すくなくとも、これで一年健康でいられると信じるプラセボ効果はありますよね。


 染付の蓋物のなかには京都のきらら漬、赤絵馬上盃には、年末に漬けた聖護院蕪千枚漬け柚子風味です。塩分控えめにすると悪くならないうちにと、せっせと食べねばなりません。いくらお塩を控えめにしてもたくさん食べたら結局、同じかな~?

 七草粥を食べていると、冬の日が肩に置かれた手のようにほかっとしました。

  七草や一人欠けたる畦の道  おるか