やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

冬の光 芙蓉手大鉢

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 定めない北陸の冬空。
しょぼしょぼと霙かと思えば突然空が砕けそうな雷。
それでも時折、雲間から射して来る光は、天使が下りてくるかと思うほど美しい。
雪の晴れ間の光は特別な輝きがある。泣き濡れた光というか。
そんな光線に照らし出されると、どんなものでもひどく心を打つ陰影を帯びるので注意しなければならない。
 床に置いてあった芙蓉手の大鉢に傾きかけた午後の光があたっていた。要注意である。