古来から薬草の多い山として知られています。イブキ○○と名のついた植物、つまり固有種も多い。
伊吹麝香草もそのひとつです。麝香というだけあって、奥ゆかしい香気があります。ムスクより渋い感じだと私は思います。
小さなピンク色の花も地味ですが愛らしい。
植木鉢に少しづつ増やしてようやくいっぱいになったところでした。天敵が登場して、見るも無残な姿に。
御覧の通り、タローちゃんです。
このサイズの植木鉢は他にもあるのに、どうも麝香の香りがお気に召したようで、日がな一日。この状態です。
タローちゃんのボディの下で伊吹麝香草は枯れつくし、鉢から外に出ていた部分が生き残っているだけです。
タローちゃんが絶対入れない小さな鉢に移植せねば。まさかというような小さな鉢にでもぎゅうぎゅうに入ろうとするのが猫なので、油断できません。
猫の植木鉢好きは、困ったものです。
