とある山中のクリスマスローズの秘密の自生地…、ではなく我が家の庭の風景です。
クリスマスローズって地植えで増えるものなんですね。何の世話もしないのに、年々増えてくれます。その後ろ、蕾の写真を挙げた紫のイチゲです。こちらも毎年じわじわテリトリーを広げています。
イチゲの後は山芍薬の庭になります。個人的な印象にすぎませんが、日本の草花は、咲き終わると、すっと消えて次の花へ場所を譲るような気がします。
その上、もともと自生していたのだから、環境に適応しているはずなのに、なかなか気難しい。あっさり外来種に駆逐されてしまいます。なんなのでしょうね、この脆さ。
はかなげな風情は観賞するには良いけれど。
足裏にたんぽぽ踏みし後の熱 おるか
踏んじゃったなと思うと、何となく熱い。
明日からお天気は崩れるそうです。一雨ごとに春は深みゆく。
天底に春雨の浸む音らしき おるか