やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

八月の表紙 サンドイッチ・ランチ

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青い影で涼む

梅雨が明けて、急に暑くなってきました。そのせいか食欲がないので簡単にサンドイッチのランチです。

手前の7寸皿と8寸皿はやや小深い形です。このところ描いている青い薔薇シリーズ。シリーズ最後は尺以上の大皿に描いてみる予定です。あり得ないものの象徴だった青い薔薇も、最近は見かけるようになりましたね。

冬の内からずっと、写生するために、薔薇を買い続けていたので,近所の花屋さんに、よっぽど薔薇の好きな人らしいと思われているようです。

コロナのせいでなにかと困ってはいますが、花が安くなったのは、うれしい。

写真の黄色い薔薇もとても安かった。いい形の花だったので、つい「おはよう」と「おやすみ」のチーク・キスをしたら、あっというまに枯れました。ごめんね。

写真中央のカフェ・オ・レ・ボウルには、夏の定番、胡瓜の酢の物。その隣のひし形のお皿も蔓薔薇模様なんですよ。良く見えませんが。ホタテとエリンギの醤油炒め。酢橘を絞っていただきました。

右奥の色絵染付平鉢には夏野菜のサラダ。左の何ものっていない瑠璃ガラスのお皿は青い影が涼しげなので、てーぶるにだしています。

影を眺めていると、結構涼しくなります。

 

 パンにバタ浸み行く音も夏の果て  おるか

 

熱いトーストにバタ―のじゅーって溶け込む音なんですけどね。

八月は俳句の世界ではもう夏の終わりです。7日は立秋なんですものね。