やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

日々の淡淡(あわあわ)

加賀の桜

九谷焼美術館に用事があって出かけたら、公園の桜が満開でした。 せっかくですから、二階のカフェから花をめでつつ、お茶にしました。 親水公園とかいう低湿地を利用したらしい公園から、困ったように流れ出している濁った流れには鯉もいます。この季節、川…

オガタマ(招霊木)の花が咲きました

手前のトサミズキも賑やかに咲いています。 おがたまの花はそのはるか上空です。 朴の花をキュッと引き締めたような純白の花。 香りも良いのですが,高い所過ぎてわかりません。毎年ある日突然満開になっているんです。 おがたまは、あまり見かけない木です…

四月の表紙

桜の器ばかりの食卓。 盛り付けはほんの少しづつ。 器の模様を見でお花見です。。 庭の桜はまだ莟ですが、ちょっとだけ早いお花見気分のお昼ご飯です。

錦窯 窯出し しました

展示会用の春の食器、やっと窯出ししました。 全部ではありませんが、この中から選んで荷造りする予定です。 やはり上絵は明るくて気分もあがります。 あめつちのうららや赤絵窯を出づ 水原秋櫻子 うまい句だな~! 上絵というのは釉薬の上、表面に色絵の具…

山並み遠に春は来て

山並み遠に春は来て 辛夷の花は天上に 雲はかなたにかへれども かへる辺しらに越ゆる路 三好達治 三好達治の詩集「花筐」から。 謡曲花筐のぶたいは、ここからそう遠くない越前の味真野でした。そのせいもあって、山道を走りながら、この詩をいつも思い浮か…

今月の俳画

三月といってもまだまだ寒い日もあるこのところ。 先日丸八製茶場ギャラリー実生三へ、今月の俳画をとどけてきました。 ちょうど八の日だったのでスペシャルメニューのお抹茶と御団子をいただくことができました。 おだんご柔らかい~! 絵の猫さんが栗鼠っ…

お礼とお知らせ

まずは御礼から。 角川書店「俳句」をお読みの方はご存知とおもいますが、拙句集「青花帖」が星野立子賞の候補になりました。結果は残念!だったわけですが推奨してくださった黒田杏子先生、お言葉を賜った宮坂静生先生ありがとうございました。 それから、…

三月の表紙

今日は、ちょうどお雛祭りでしたので、 散らし寿司にしてみました。 散らし寿司って、大したものはなくとも簡単でそれなりににぎやかで、ひな祭りしましたって気分になれます。。 あ、猫雛出すの忘れてた。 人形(ひとがたって読んでね)のお雛様は飾らないと…

今月の俳画と棒茶ラテ

小雪の舞う中、加賀棒茶製茶場&ギャラリー実生へ行きました。 今月の俳画お届けです。 ちょうど8の日だったので、スペシャリテのお茶がありました。棒茶ラテです。 意外というかさすがというか、棒茶とショコラの香りって、合いますね。 仄かに甘くて寒い…

啓蟄にはまだ早いでしょーっ!

暖かな陽光に誘われて、ちょっと庭先でお茶でも飲もうと、目を落としたら、 キャーッ大蛇! 枯れ草に巻き付いていて正確な長さはわかりませんが優に1メートルは超えています。青大将かな、雰囲気的にはタカチホヘビみたいだけど、タカチホヘビは普通60セ…

雪に負けない花2 クリスマスローズ

一時は雪に覆われたクリスマスローズの蕾、復活しました。 株の周りの雪は解けるのが早いみたい。熱でも出してるのか、とおもえるほどです。 莟熱なんてものがあるのかな。 白玉のような蕾二つ。世話もしないで放りっぱなしなのに年々増えてくれるのも健気や…

立春、今月の用紙

立春は4日だそうですね。 春が待ちどうしい。 今月の表紙は、テーブルクロスだkが春めいてる感じ? 御豆をつかっていますね。お味噌汁の底に沈んじゃってみないけど、うち豆入っているんですよ。 年の数ほどは食べきれないけど、豆をたくさん食べて、私の中…

雪に負けない花

ついに来ました。白く優しげな魔物、雪が。 これまで、やや暖かに感じる日が多かったので、このまま春になってくれないものかと、つい甘いこと考えていましたが、やはりそうはいきませんね。 蝋梅の上に雪の天蓋が覆いかぶさっています。 その名の通り蝋細工…

山羊パンさんの山羊パン

加賀市には、個性的なパン屋さんが結構あります。 中でも行列のできるパン屋さんといえば「山羊パン」さんです。 パンの焼きあがる時間には、大通りからちょっと入った、とっても静かな住宅街が車でいっぱいになります。 皮は口の中切りそうなくらいパリパリ…

イノサン

今日は、明るいポカポカお天気でした。 空はほのぼの青いし、メジロが、はしゃぎまわってるし。 このまま、春へと突っ走ってほしい。 手回し轆轤の上の小さな木のきれっぱし。色を塗れば、はい、イノシシさんです。日のある方へ猛進してね。猪のさん。 イノ…

新春のルーティン

新春のルーティン。 元日は、寝正月です~。年末は何かと忙しく、寝不足になりますから、ここぞと寝貯めします。 そして毎年2日,書き残しの賀状を出すついでに,初詣します。 まずは、写真の一番上、菅生石部神社。 古くからのこの辺りの地主神社ですね。…

おせち料理、ちょっと味見

雪も積もって寒さもズーンときびしくなりました。 大晦日ですものね。簡単手抜きおせちをちょっと味見して写真撮りました。 明日、アップできるといいな。 椿や紅梅などなど、花いっぱいの新春気分です。

今日の加賀ボウチャギャラリー実生、と俳画

お正月の俳画を届けてきました。 句は 初茜裏山をふむ蹄の音 おるか この句、もし鎌倉とか、京都いえ近江でもあったら、仄かに開け初める冬の朝の空気の中、戦の軍馬の音か、早馬の足音を幻聴した、句。と読むところでしょうが、拙宅のある山里では、もろに…

句集だしました。

先月のことになりますが、 句集出しました。出版社から届いたのは少し前ですけど。 来年の干支、イノシシ箸置きが控えております。

十二月の俳画

雷鳴が聞こえます。北陸の冬の雷のすごさは、神々のテロってかんじです。 今月の俳画。 枇杷の花にゴジュウカラ。 枇杷の花よごるることのあたたかく おるか 「枇杷の花」と「あたたか」で季重なりかもしれませんが、この暖かさは。気分的なもので、実際の気…

冬の日

「奥の細道」にも「北國日和さだめなし」と書かれた、北陸のお天気。 この季節は特に、降りだしたら、霙になったり霰になったり,かと思えば、ふいに日差しがあったり、めまぐるしいほどです。 寒いのは苦手ですが、冬の透き通った光は好きです。 思いがけな…

イノシシ軍団

釉かけ&窯詰めを待つイノシシ軍団。の、つもり。 なんだか絵付けしているうちに、違う動物みたいになってきちゃったですけど、 目つきのちょっと きつい瓜坊くん達。 さて、明日は窯焚きだ!

十二月の表紙

十二月。 祖父母がクリスチャンだったので、イエス様のお誕生日として子供のころは一応楽しくクリスマスをお祝いしていました。。 寒くて暗い時期にキラキラしたお祝があるのは、うれしいものですよね。 アドヴェントのこの季節、シュトーレンを少しづつ齧る…

カマキリさん

寒くなってきました。 虫の声が聞こえなくなってどのくらいたったでしょう。 赤とんぼは、週末数匹見ましたけれど、今日はもういません。 カマキリが、がんばってます。 とはいってもほとんど動こうとしません。 壁に貼りついている枯れ色のカマキリ。カメラ…

カエルさん

家と工房の間の小さな庭。 草むしりしていたら、ぴょん!とお出ましに。 えーっと、 アカガエルさんでらっしゃいましたか? そろそろお寒うございましょう? 寝るところ物色中でらっしゃいますか?早く見つかるといいですね。 冬眠場所を御探し中の蛇を「穴…

紅葉狩り

ちかくの那谷寺まで紅葉狩りに出かけました。 家を出るときは、うららかに晴れていた空が那谷寺の門をくぐってほどなくパラパラと雨粒をこぼしてきました。 紅葉時雨というのでしょうか。空は明るく、梢は輝きながら、足下の苔の緑はしっとり潤っている。と…

十一月の表紙

ネットも固定電話も切れちゃったり、家の電気も故障したりと散々だった十月。 十一月は穏やかにあってほしいものです。 家の周りも紅葉そろそろ見ごろかな。 十一月の食卓は、思いっきり柚子です。

加賀のおいしいカフェⅣ茶房古九谷

公園の木々もうっすら色づいてきました。 枝影を踏みながら歩くと九谷焼美術館。その二階に茶房古九谷があります。 珍しい中国茶が楽しめます。 今日は栗の香りのプーアール茶をいただきました。確かに栗の香りです。 その香りだけで何となく甘く感じるのは…

あけびの実

おとなりのおばーちゃんから、またもらいました。 あけびの実。 さぁ、鳥よ虫よ食べに来い!って感じで真っ二つに開いています。 その実の部分は、甘いですけど、もう、ほぼ種、種、種。 ことしは、大雪の後の猛暑、台風と何かと災害の多い一年でしたが、植…

加賀のおいしいカフェⅢ

このところ加賀の好きなカフェを取り上げていますので、今まで、何度となく書いたところですが加賀棒茶場ギャラリー実生も、また写真のっけておきます。 毎月俳画を飾ってくださるところです・もちろん器もね。 今日は煎茶をいただいたら、私の急須で出して…