やきもの日和

やきものを作ったり俳句を作ったり

#花見

花の日の

北陸もソメイヨシノは満開になりました。美術館の前の公園の、橋の上からの眺めです。屋根の付いた橋なんです。 ソメイヨシノのいかにもその下に死体の埋まっていそうな、狂ったような咲きぶりも嫌いじゃないけれど。 あまりどこでもこればかりで、多少変化…

四月の表紙 花時のランチ

花時のランチ コロナウイールスの嵐の中で、ゆっくり花を愛でるのも気が退けるような昨今です。こういう時こそお家で花を楽しみましょう。うつわにさいた染付のさくら。ときじくの花。 手前染付五寸皿に白身魚の西京焼き梅風味蓮根ソースかけ。ソースの色が…

わが家の桜

橋の袂の紅枝垂。そろそろ満開です。 お隣の辛夷は、終りが近いので一際高く香ります。すばらしい香り。モクレン科の香りは清涼感があってすばらしいですね。 川岸なので枝が根元より低い所まで枝垂れるのが良いでしょう? 桜も花は一重が好きだけれど、たま…

お花見しました。四月の表紙

午前中美術館の前の公園で八部咲きのはなをみました。 それから帰って,動端の加賀棒茶製茶場ギャラリーへ、ほんの少し搬入し、色紙なども届けてもどりました。 町のあちこちで桜が咲いて、別の美しい町のよう。遠くの山並みも白々と桜があることがわかります…

紅梅

寒さの厳しい時節。 食卓くらいあったかな色合いがほしい。 と言うわけで紅梅の器いろいろ。ちょっと花咲か爺さん、いやばーさん気分。 あ、でも紅梅豆皿はほとんどかくれていますね。 梅の花の形に紅梅の絵って、しつこいかもしれませんけど。 ともあれ、花…

さざなみの滋賀の都はあれにしを

さざなみの滋賀の都は荒れにしをむかしながらの山桜かな 平忠度 しずかな雨の日。琵琶湖の畔の桜を見いに行ってきました。 お天気のせいでしょうか、人は少なく、桜は満開で、美女の泣き顔のごとく、しめやかなお花見でした。 花の余白のように琵琶湖は霞ん…

我谷盆(わがたぼん)

紅葉の上を時雨が通り過ぎる、そんな北陸らしい空模様の日でした。我谷盆の展覧会を見てきました。工芸家黒田辰秋が「民芸木工の典型」と賞し、白洲正子はじめさまざまな方がその風合いに魅せられて一文を草している我谷盆。ここ加賀市山中の我谷で作り出さ…

水引草

山里に秋は急ぎ足で近づいています。 道路の脇に秋の花いろいろ。水引草の色がとても濃かったので大壺に山盛りにしてみました。 子供のころ読んだお話です。神様が世界中の植物の花を創造しているとき水引草はとても控えめだったので一番お終いになってしま…

今日の花 山芍薬

風の中で山芍薬がさきました。脆い花なのでもうどきどき。ようやく一輪切って青磁の花瓶に活けました。 はなびらの、汝窯の青磁を薄めたような、蒼ざめた繊細さがたまりませんです。 なにかと牡丹と比べられて割を食ってる芍薬ですが、私は芍薬のほのかに薬…

今日の花 石楠花

今年の桜もいってしまった。 地面ははなびらでいっぱい。 小川に落ちた辛夷の花弁は少し錆びかけた白。 命あるもののように、岸辺に纏わって、やがて流されてゆく。 裏山の石楠花がさきました。窯場の屋根の向こうに一枝顔を覗かせています。 自分の華やかさ…

今日の分校の大山桜

満開です。老木の花こそ闌位。一抹の寂寥感がたまらない。 我が家の枝垂桜も満開なのでついでにUPしておきます。こちらはまだ若木なので花も元気いっぱい。 昨日はこの枝垂桜を見ながら、お隣のバーちゃんやみんなとオットセイさんのすきだったミルティー…

桜の花の満開の下

公園の桜が見ごろになりました。 おや、こんなところに、いちま人形が?! いえいえ お人形さんではありません。可愛い御嬢ちゃんです。ご自分で台の上に上がってくれました。目鼻立ちも整って本当に由緒あるお人形のよう。ちょっとレトロなお召し物がまたい…

加賀市分校町の大山桜

加賀市分校町の大山桜 。 枯死寸前。 お天気が良かったので市内の天然記念物、、大山桜をみてきました。まだ硬いけれど今年も莟みをつけています。老木の花は風情のあるものですが、この木はかなりお疲れのようで心配でした。 近くで工事なんかしています。…

花をまちながら

そろそろ桜前線の北上がニュースになるころですね。 桜の花はお皿や碗やさまざまなものに描いてきましたが、ふとみるとこの湯ざましはちょうど桜の花びら形。 五種類の薬味でも珍味でも盛り合わせて、空になったのから散らしてゆくのはどうだろう、なんて遊…